平昌五輪カーリング女子で銅メダルを獲得したロコ・ソラーレとカーリングにちなんだご当地ポストが30日、JR北見駅前(北海道北見市)にお目見えした。本物のストーン(石)が乗った「カーリングポスト」は新たな撮影スポットになりそうだ。
カーリングの街・北見を全国に広く伝え、オホーツク圏の地域活性化につなげようと、地元企業や郵便局長会有志、北見郵便局などが設置した。
ポストは氷上をイメージした白を基調にデザイン。正面はロコ・ソラーレがアンバサダー(大使)を務めるオホーツクのPR事業「オホーツクール」のロゴ、側面には英国をやぶって銅メダルを決めたハウス(円)内のストーン配置を再現した。
この日の除幕式では辻直孝市長が「カーリングポストを通じて、北見やオホーツクの魅力を全国、世界に発信してもらえるようお手紙などを投函(とうかん)していただきたい」とあいさつ。続いて幼稚園児たちがはがきを投函した。
五輪メンバーで、現在はロコ・ソラーレの代表理事を務める本橋麻里さんは「雪国にマッチした白いカラーで、カーリングの街を象徴したものを建てていただきチーム一同うれしく思っています」と喜んだ。
北海道内では旭川市の「ペンギン」、安平町の「雪だるま」などのご当地ポストがある。(石間敦)