アメリカンフットボールの全日本大学選手権は12月2日に東日本と西日本の代表決定戦があり、決勝の甲子園ボウル(12月16日)へ進む2校が決まる。西日本の頂点がかかる一戦は、3年連続で関学大(関西1位)と立命大(同2位)の再戦に。今季2度目の対決に向けた準備期間の違いが、両者のメンタルにちょっとした変化を与えた。 全日本大学選手権では2年前から関西学生リーグ2位校が参加している。2位はリーグ戦終了から1週間後に他地区の代表と対戦し、勝てば、さらに1週間後に関西1位と再戦する。2016年はリーグ1位、17年はリーグ2位だった関学がいずれも西日本代表決定戦で立命を破り、甲子園ボウルに出場した。 今季のリーグ戦で立命を31―7で破って優勝した関学は、決戦まで2週間の準備期間を得た。11月28日にあった会見で、主将のQB光藤(みつどう)航哉(4年)は「昨年の気持ちがわかる分、絶対に勝つという気持ちをもって取り組んでいる」。昨年はリーグで立命に敗れたが、決定戦で「下克上」に成功。今年の立命の心境を経験しているからこそ、警戒感を強める。光藤はリーグ、決定戦で立命に連勝した2年前の主将の山岸明生(現富士通)に相談。「緩んでしまうことがないように」と助言を受け、仲間に慢心が生まれないように声をかける。 ただ、指揮官の目は厳しい。「まだ(練習で)不必要なミスがでるということは、そのワンプレーの怖さを理解できていないのかなと。毎回、今年一番のゲームをしないと勝てないと僕は思っている」と鳥内秀晃監督。「ゲームの立ち上がりで先手をとられないようにできればいいけど、気持ちがびびってしまえば反対にやられるという危惧はしています」と語った。 一方、立命は関西2位として1… |
日程有利の関学大か、立命大の下克上か アメフト西日本
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
悪質タックルの日大選手、5月に試合復帰へ 日体大戦
NFL直伝の安全タックル、指導者らに伝授 16日開催
体罰なき鳥内流、教え子の記者が残す18年前のカセット
最後へ意気込み?「それがないんや」 鳥内監督の信念
関学大、日大との定期戦中止を継続 「安全」確証持てず
上意下達・物言えぬ空気… 悪質タックルが照らした問題
タックル問題に揺れた日大・関学は今 学生主導・静観…
悪質タックル、被害選手の父が思い明かす FBに長文
ペイトリオッツ、ラムズ下し2季ぶりV スーパーボウル
チアからフットボール選手へ 36歳日本人、米国で挑戦
経験のペイトリオッツか、若いラムズか スーパーボウル
日大アメフト、公式戦復帰へ 関東学連がチーム改善評価
悪質タックル被害からの復活劇 ライスボウル敗退のQB
富士通が3連覇、関学大を破る アメフト・ライスボウル
関学大、3度目の正直なるか 平成最後のライスボウル
指揮官選び直した日大アメフト部 脱「絶対服従」なるか
アメフト日本一へ3度目の激突 来月3日、ライスボウル
関学大、2年ぶり甲子園ボウルを制す 早大に快勝
悪質タックル被害を乗り越えMVP 関学大QBの奥野
大けが・惜敗…甲子園ボウルへ関学大・早大2人の思い
26歳の双子QB、高校以来の再戦 「一番のライバル」
悪質タックル被害選手がMVP 関西学生リーグ
アメフト関学大、3年連続で甲子園ボウル出場へ
残り2秒、関学大が逆転V 悪質タックル被害のQB起点
再起の道歩む日大アメフト 絶対服従やめ…監督に意見も










