約3年ぶりに再開した南座(京都市東山区)で開かれている歌舞伎の吉例顔見世(かおみせ)興行で3日、京都五花街(かがい)の芸舞妓(まいこ)が観劇する恒例の「花街総見」が始まった。あでやかな約60人の芸舞妓が桟敷席に並び、舞台が華やいだ。
観劇は芸事の勉強のためで、古都に年の瀬を告げる風物詩となっている。初日は五花街のうち、祇園甲部の芸舞妓が訪れた。4日に先斗町(ぽんとちょう)、5日に祇園東、6日に宮川町、7日に上七軒(かみしちけん)の順番で続く。(佐藤秀男)
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