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「小さないのち」が書籍に 事故や虐待、背景を考える

事故や虐待で子どもが犠牲になる悲劇を繰り返させないために、私たちや社会に何ができるのか。ルポやデータ解析から「子どもの命」をみつめた朝日新聞のシリーズ「小さないのち」(2016年8月~18年2月掲載)が書籍になり、7日、朝日新聞出版から刊行されました。


特集「小さないのち」


2014年、とある地方都市で小さな命が失われました。女の子は3歳の誕生日を迎えたばかり。24歳の母親はひとり育児のストレスに悩み、娘の泣き声をうるさがる恋人におびえてアパートを出ました。預け先も見つからず、「この子がいなくなるしかない」と思い詰めた母親は、橋に向かいました。抱き上げた娘が最後に発した言葉は――。


虐待で子どもが亡くなる事件は後を絶ちません。家庭内の事故や水の事故、交通事故、自殺などでも多くの子どもたちが犠牲になっています。「予期せぬ事故」で、年間800人以上の子どもの命が失われているのです。


ニュースを耳にして、「ひとごとではない」「助けられなかったのか」と思う人も多いでしょう。でも、同じような事件を繰り返さないためには、子どもがどんな原因で亡くなっていて、どんな背景があるのかを詳しく検証する必要があります。


新聞連載では、子どもの死亡事例の解剖記録を分析した結果や遺族の証言、専門家のアドバイスをもとに、命を守るためにできることを考えました。書籍では、朝日新聞デジタルで配信したエピソードなども新たに収容し、「家の中にある危険」「道に潜む事故リスク」「虐待の芽を摘む」「思春期のSOS」「社会で育てる」の5章に再構成しました。


「『小さないのち』を守る」は288ページ、1300円(税別)。


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