ディスカウントストアを展開するトライアルカンパニー(福岡市)は13日に、新型スーパー「トライアル Quick(クイック)」を福岡県大野城市に開く。レジをすべて無人にしたほか、夜間は店内に従業員がいない「無人運営」にする。運用コストを約4割減らせるという。
11日にプレオープンし、報道陣に公開した。新店の売り場面積は約940平方メートル。野菜や鮮魚、日用品などが並ぶ一見普通のスーパーだが、レジはすべてセルフレジに。利用者が商品ごとにバーコードを読み取らせて自ら会計を済ませる仕組みだ。
このほかレジ機能がついたカートもあり、商品を選ぶ際にカートに付いたスキャナーでバーコードをスキャンしておけば、決済用通路を通るだけで専用のプリペイドカードで支払いを済ませることができる。近くの江藤かずみさん(66)は「驚いた。新鮮で楽しいです」と話した。
店は24時間営業。午後10時…