青森県五所川原市は、名誉市民や市褒賞、文化褒賞を受けた人の配偶者に贈る「内助功労章」について、「性別で役割を決める発想につながり、時代にそぐわない」として廃止を決めた。
配偶者に内助功労章を贈ることができると定めた市の名誉市民条例と顕彰条例の一部改正案を市議会定例会に提案し、13日、全会一致で可決された。
市によると2005年の市町村合併以降、17年まで名誉市民、市褒賞、文化褒賞を受けたのは男性46人、女性11人。条例には配偶者の性別を女性に限定する規定はなかったが、これまでに功労章を贈られた43人はすべて女性だった。
こうした状況に対して、男女平…