クラブ世界一を決めるクラブワールドカップ(W杯)が19日(日本時間20日)、準決勝の残り1試合がアラブ首長国連邦・アブダビであり、欧州王者のレアル・マドリード(スペイン)がアジア王者のJ1鹿島を3―1で下した。鹿島は2年前に決勝で敗れた相手に雪辱を果たしたかったが、完敗に終わった。
レアル・マドリードはFWベイルがハットトリックを決めた。前半44分、DFマルセロとのワンツーで抜け出したFWベイルが左足で、逆サイドのゴールネットにシュートを流し込んで先制した。後半8分には鹿島の不用意なバックパスを奪って、2得点目。その2分後にも左足で豪快に蹴り込んだ。鹿島は後半33分、土居のゴールで1点を返すのがやっとだった。
大会3連覇がかかるレアル・マドリードは22日(日本時間23日午前1時30分)の決勝で、開催国枠のアルアインと対戦する。J1鹿島は22日(日本時間22時30分開始)の3位決定戦にまわり、南米王者のリバープレート(アルゼンチン)とぶつかる。