経営再建中の大塚家具は２１日、中国の家具販売大手「居然之家（イージーホーム）」と業務提携し、資本提携も検討していくと発表した。立て直しへの一歩になる可能性がある。

大塚家具創業者「久美子かわいそう。親って本当にバカ」

居然之家は年間売上高が約１兆円とされる大手。中国のネット通販大手アリババグループの出資を受けており、中国で２００店以上を展開する。

大塚家具のことし１～９月期の売上高は前年同期比１２・５％減の２７３億円、純損益は３０億円の赤字だった。最大８割引きのセールで足元の売り上げは持ち直しているが、資本増強などの抜本的な対応が急務となっている。（末崎毅）