7月に新装オープンした鳥取県境港市の観光地・水木しげるロードで26日、市出身の漫画家・故水木しげるさんの作品「ゲゲゲの鬼太郎」などに登場する鬼太郎やねずみ男など全177体の妖怪ブロンズ像の汚れが布で拭き取られ、しめ縄飾りがつけられた。
沿道の商店主らでつくる水木しげるロード振興会が毎年、多くの観光客を呼び込んでくれた感謝の気持ちを込めて取り組んでいる。今年は県立境港総合技術高校で福祉を学ぶ女子生徒2人を含む約20人が参加し、1体ずつ丁寧に扱った。
権田淳一会長(65)は「新装で水木ロードの魅力が増し、観光客は例年以上となり感謝している。来年も効果を期待したい」と話した。28日は午前11時から水木しげる記念館前で大感謝祭があり、正午ごろには黄な粉餅を先着100人に振る舞うという。
水木ロードは来年1月31日ま…