米アカデミー賞の前哨戦となる第76回ゴールデングローブ賞の授賞式が6日午後5時(日本時間7日午前10時)、米ロサンゼルスで始まった。注目されていた外国語映画賞では「万引き家族」(是枝裕和監督)が受賞を逃した。同賞は、メキシコを舞台にした「ROMA/ローマ」(アルフォンソ・キュアロン監督)が受賞した。
ドラマ映画部門の最優秀作品賞には「ボヘミアン・ラプソディ」が選ばれ、同部門の最優秀男優賞は、この映画で主演したラミ・マレックが受賞した。
アニメ映画賞は「スパイダーマン・スパイダーバース」が受賞。ノミネートされていた「未来のミライ」(細田守監督)は受賞を逃した。
「万引き家族」は昨年のカンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞しており、ゴールデングローブ賞も受賞するかどうかが注目されていた。
外国語映画賞では51カ国・地域の83作品が選考対象で、「万引き家族」など5カ国の5作品が昨年12月にノミネートされていた。(ロサンゼルス=尾形聡彦)