米ハリウッドで準備が進められているアニメ映画「君の名は。」(新海誠監督)の実写版の監督が、「アメイジング・スパイダーマン」などを手がけたマーク・ウェブさんに決まった。日本で配給をする東宝が15日、発表した。
マーク・ウェブ監督は44歳。他の主な作品に「(500)日のサマー」「gifted/ギフテッド」などがある。アニメ版、実写版をともに手がける川村元気プロデューサーは「われわれが第一希望としていたマーク・ウェブ監督が決定したことに興奮しています」とコメントしている。
実写版は、米映画大手パラマウント・ピクチャーズ、J・J・エイブラムス監督の映像制作会社バッド・ロボット、東宝の3社が共同で準備を進めている。脚本は「メッセージ」で2017年の米アカデミー賞脚色賞にノミネートされたエリック・ハイセラーさんが担当する。公開時期は未定。
「君の名は。」は16年8月に公開。18年12月時点の国内の興行収入が、250億3千万円と邦画で歴代2位となる大ヒットとなった。海外でも135の国・地域で公開されている。