当時18歳の男性への強制わいせつ罪などで起訴された米俳優ケビン・スペイシー被告(59)の初公判が7日、マサチューセッツ州の裁判所であり、被告の弁護人は罪状認否で無罪を主張した。米メディアが報じた。有罪となれば最大で禁錮5年の刑になるという。
スペイシー被告は16年7月、男性に飲酒させた上で局部を触った疑いがある。CNNによると、男性は被告が訪れたレストランの従業員で、勤務終了後に自らを23歳と称して被告と飲酒。被告の行為を携帯電話で録画して友人に送っていたという。裁判所は弁護人の要請で、事件から6カ月間の男性の携帯電話データの保全を命じた。(ニューヨーク=鵜飼啓)