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三重の百五銀行、在宅勤務が一部可能に タブレット導入

百五銀行(津市)が、職種を問わず在宅での勤務を認める仕組みを、1月から本格的に導入した。対象は行員など2500人ほど。育児や介護といった事情を上司が認めれば、月30時間以内まで専用タブレットをつかった作業が自宅でできるという。


対象となるのは正行員や定年後に再雇用された60~65歳のシニア行員ら。1日単位の予定表をあらかじめ示し、上司が許可すれば、自宅での資料作成などの入力ができる。専用タブレットは支店を含めて約200台を導入。専用回線で銀行のシステムとつながり、入力データはタブレットに保存されない仕組みという。


子育てしやすい職場の環境をアピールして採用の確保につなげるほか、親の介護を理由に経験を重ねた人材が離職することを防ぐ。「利用状況をみて、端末を増やす検討もする」(働き方改革推進室)という。


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