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英国が3月末に欧州連合(EU)から離脱するのを前に、EU加盟国オランダを拠点に、英国のEU残留を訴えるボーイ・バンド「Breunion Boys(ブリユニオンボーイズ)」が始動した。「英国よ、戻ってきて」と訴えるデビューシングルが話題だが、英国人の心変わりを引き出せるだろうか。
「これが終わりなんて信じられない。まだあなたの愛を感じるのに」
「僕たちが過ちを犯したことは否定できないし、最初から前途多難だった。だけど、あなたがした選択はフェアじゃない」
「ベイビー、君は何をしたんだい? 自分も、僕のことも傷つける。もう離れていかないで。もとに戻ろう。君は既にすばらしいけど、一緒ならもっとすばらしくなれるから」
昨年12月に発表した「Britain Come Back」は、EUの視点で英国への愛をうたった切ないラブソングだ。夜明け前のオランダの海岸で撮影されたミュージック・ビデオでは、風雨の中、メンバー5人が波打ち際をはいつくばり、海の向こうの英国に向かい「戻ってきて」と訴えかける。英国旗がついたボートで沖へ向かう女の子が振り返り、メンバーにほほ笑みかける最後のシーンが印象的だ。
バンドの仕掛け人は映像作家の…