東北大の東北メディカル・メガバンク機構は、東日本大震災で家屋の被害が大きかった人ほど、1日の歩行数が少なくなり、その結果、骨密度が低くなる傾向が高まるという調査結果を発表した。避難生活で外出の機会が減ったことなどが背景とみられる。 同機構は、震災後に長期的な健康調査「地域住民コホート調査」を行っている。宮城県と岩手県の20歳以上を対象に募集し、現在8万4千人あまりが参加。今回は1次調査(2013~15年)と2次調査(17~18年)を比較した。 約4700人について分析した家屋被害と歩行数の調査では、「家屋被害なし」の人の1日平均歩行数が6401歩(1次)→6277歩(2次)だった一方、「家屋被害大(全壊・大規模半壊)」の人は、6103歩→5976歩だった。住まいの被害が大きかった人は、毎日歩く距離が少ないまま、回復していないことがわかった。 約7700人を分析した骨密度… |
家屋被害が大→歩行数は小→骨密度が低 震災で大学調査
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