岐阜・長野県境の乗鞍岳を背に現れた巨大なUFOのような雲を、全日本写真連盟飛驒支部の間所治さん(68)=岐阜県高山市=が撮影した。「乗鞍にUFOが現れたようでびっくりした」と話している。
撮影したのは、1月30日午後5時ごろ。夕日を撮影してから帰宅する途中で見つけ、山が見渡せる場所から夢中でシャッターを切ったという。夕日が当たった雲は、山並みとともにきれいなピンク色に染まっていたという。
岐阜地方気象台によると、撮影された雲は「レンズ雲」と呼ばれ、上空に強い風が吹くと出現するという。(山下周平)