希望の党・松沢成文代表(発言録)
昨年5月に希望の党が国民民主党と別れた時、私は「希望の党で小さくなっても一緒にやろう」と細野豪志さんを口説いたが、細野さんは「自分は無所属で次のチャンスを待ちます」と言った。正直言うと、将来は自民党なのかな、と感じていた。
「一緒に自民に対抗する勢力をつくって日本の政治を再生しよう」と行動してきた仲間なので、(細野氏の二階派入りは)残念だ。寄らば大樹で大きなところにいないと出世もないと考えるのだろうか。真っ向から批判していた政党に、ぽーんと移動してしまうと、政治理念や政策はどうでもよくて有利なところに行きたいというのが垣間見えて、国民の政治不信につながる。有権者の信任をつなぎとめられるかは自己責任。細野さんもこれからいばらの道だと思うが、信じるところがあるなら頑張ってもらいたい。(31日、記者会見で)