プロ野球・中日ドラゴンズの根尾昂選手の故郷、岐阜県飛驒市にある入浴施設「ゆぅわ~くはうす」で今月、根尾選手の好物だった「マグロの朴葉(ほおば)焼き」が定食となって復活した。マグロの高騰でメニューから消えていたが、正月に帰省した根尾選手が知らずに注文したのがきっかけで、復活が決まった。
朴葉焼きは、枯れた朴の葉の上にみそを乗せ、焼いて食べる飛驒地方の郷土料理。根尾選手の実家近くにある同施設のレストランでは、以前、マグロの朴葉焼きを単品料理として提供していた。酒のつまみのつもりだったが、子どもたちに人気で、幼い頃の根尾選手も大好きだったという。
マグロの値段が上がり、3、4年前からメニューになかったが、今年の正月に帰省した根尾選手が注文した。メニューにないことを知り、少し残念そうに、ざるそばとから揚げを食べて帰ったという。
「懐かしい味をせっかく注文してくれたのに」。施設は、地元のスターを少しでも応援したいと、定食として復活させることにした。
たたいたマグロに甘めのみそを…