2020年東京五輪・パラリンピックのボランティア希望者への説明会と面談が9日、東京都内で始まった。競技会場や選手村で活動する「大会ボランティア」と、観光案内などを行う「都市ボランティア」に応募した計約480人が参加した。
大会ボランティアの説明会では、競泳の元五輪代表で大会組織委員会の広報係長を務める伊藤華英さんがあいさつ。会場には「大会へのイメージを膨らませてもらおう」と過去大会のボランティアのユニホームが展示されたり、記念撮影ができる場所が設けられたりした。
大会ボランティア(募集枠8万人)には20万4680人が、都市ボランティア(同2万人)には3万6649人の応募があった。大会ボランティアの面談と説明会は、7月まで全国12カ所で実施。応募者全員が呼ばれるのではなく、希望分野やボランティア経験などを考慮しながら、説明会の案内をするという。採用者は10月から共通研修が始まる。