高校卒業後に上京し、以来10年近く続けてきた餃子(ぎょうざ)屋のアルバイトを、昨年末に辞めた。「今年は俳優プロ元年」と宣言。役者一本で勝負していくと決めた。
安藤サクラ「今だからこそ演じられる」朝ドラという冒険
自信を深めたきっかけは、昨年秋に始まったNHK連続テレビ小説「まんぷく」への出演だ。主人公の夫が経営する製塩会社の温厚な従業員・小松原を演じた。トレードマークは白のタンクトップと丸めがね。荒くれ者ぞろいの従業員を演じるほかの役者たちに埋もれぬよう、あえてシンプルな衣装を選んだ。
作戦は成功。SNSには小松原…