鳥取県境港市の観光地・水木しげるロードにある妖怪神社で、参拝者を楽しませている「からくり妖怪おみくじロボット」が改良された。これまでロボットがお辞儀をする際、頭部が時折転がり落ちるハプニングがあった。「妖怪のいたずら?」とも言われてきた長年の懸案を解消したのは高専生の2人だった。
おみくじロボットは2006年に登場した。大型連休時などは、多い日になると1日400回の利用があるという。妖怪関連の商品を開発・販売などするまちおこし会社「アイズ」(同市)が観光客の思い出づくりにと企画し、国立米子工業高等専門学校(米子市)が製作した。製作後も高専5年生が卒業研究の一環としてほぼ毎年、改良に関わっている。
長年の懸案は「頭部の落下」。ロボットはお金(200円)を投入すると「ゲゲゲの鬼太郎」でおなじみの鬼太郎やねこ娘など5種類の人形が頭部を入れ替えておみくじが入ったカプセルを運んでくる。
しかし、頭部側の穴と胴体側の…