競泳女子の池江璃花子(りかこ)選手(18)が自身の白血病を公表したことを受けて、日本骨髄バンクは公式ツイッターで、白血病などの患者に自らの骨髄を提供するドナー登録を呼びかけた。白血病の治療は抗がん剤から始まることが多く、骨髄移植が行われるとは限らないが、担当者は「いつ誰が罹患(りかん)するかわからない。自分事として受け止め、応援してくださる方が増えることを願っています」と話した。
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日本骨髄バンクによると、池江選手が白血病を公表した後、電話での問い合わせは50件を超えた。昨年12月末のドナー登録は49万3627人だが、患者に適合する人は見つかりにくいという。
ツイッターには「たくさんのお問い合わせをいただいています。まだまだドナーは足りていません。皆様のお力添えをお待ちしております」と投稿。献血ルームなどでドナー登録できると説明し「申込書の記入と2ミリリットルの採血だけでOKです」とつづった。
支援を呼びかける投稿も相次い…