長嶋茂雄さんや王貞治さんが通った宮崎市の釜揚げうどん店「重乃井(しげのい)」の木造店舗が2月末、築98年でその役目を終える。大正、昭和の雰囲気を残した現店舗から、耐震性を備えた新店舗に建て替えるためで、「新しい歴史に向かう一つの節目」という。 おかみの伊豫展子(いよのぶこ)さん(68)によると、店は1966年開業。宮崎で結婚した香川出身の母、伊豫美津子さん(故人)が1920(大正9)年ごろ建てられた木造2階建ての家と小屋を改装した。 初めは土間にテーブルを置いただけだったが、客足が伸び、カウンターや小上がりを設けた。それでも席が足りず、一家は別の住居に移り、居間だった8畳の和室も開放した。以来、ずっと変わらない店構えを守ってきた。 「建て替えは築100年の区切りに」。当初はそう考えていたが、昨年9月の北海道地震で倒壊した木造家屋を映像で見て、早めることにした。プロ野球春季キャンプが終わる2月末で現店舗での営業を終えることにした。 長嶋さんと王さんの反応は 長嶋さんと王さんが、店への愛情を話しています。 店内の壁には、来店したプロ野… |
長嶋・王も愛する釜揚げうどん店 築98年で建て替えへ
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