岐阜県高山市の介護老人保健施設「それいゆ」で2017年夏、高齢の入所者5人が相次いで死傷した事件で、少なくとも2人のけがの症状が似ていることが、岐阜県警への取材で分かった。県警は、傷害と傷害致死容疑で逮捕された、施設の元職員小鳥(おどり)剛容疑者(33)が、繰り返し入所者に暴行していた疑いがあるとみて調べている。 傷害致死容疑で元職員を再逮捕 介護老人施設5人死傷 県警によると、小鳥容疑者は17年8月12日、入所者の中江幸子さん(当時87)に暴行し、肋骨(ろっこつ)を骨折させるなどして死亡させた疑いがある。さらに、15日にも入所者の横山秀子さん(同91)に暴行し、肋骨骨折などの約2カ月の重傷を負わせた疑いが持たれている。 入所者2人が暴行を受けたとされる状況などは類似点も多い。 中江さんと横山さんは、ともに… |
胸周辺に圧迫痕、入所者2人に類似点 岐阜の死傷事件
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