奈良市の近鉄高の原駅を中心に広がる大規模住宅地、通称「平城ニュータウン」。その住民がボランティアで編集する月刊新聞「コミュニティ高の原」は、地元の話題を届けて38年になる。高の原地区の朝日新聞購読者に無料で配られ、450号を超えた。
2月25日、奈良市神功4丁目の介護施設のカフェスペースで、月に1度の編集会議が始まった。編集スタッフは50~70代の主婦ら6人で、この日集まったのは5人。
「この写真、駅のポスター?」
「もっと一つを大きくのせたらよかったな」
「でも四つのっけたかった気持…
無人でキャッシュレスの書店、電子キーで扉を開けると…