「学校を長期欠席している子どもが虐待されていないか」についての安全確認作業が、各地の学校で進められている。千葉県野田市の小4女児が死亡した事件を受けた政府の緊急点検の一環で、対象は数万人になる見通し。ただ、不登校で先生に会いたくない子や受験シーズンで休んでいる子への対応をどうするかなど、戸惑いの声も出ている。
文部科学省などは、2月1日以降に欠席を続けている子どもについて、教員らが3月8日までに面会して確認するよう求めている。だが、首都圏のある公立小学校では、不登校の児童に直接会わないまま「安全」だと判断した。
小学4年生の男子児童で、以前…