トイレのニオイ対策に、おしゃれな観葉植物を置きませんか? 熊本県天草市の企業が消臭効果のある菌を仕込んだ鉢植え「エコポチトイレット」を新発売し人気を集めている。クラウドファンディング(CF)「Makuake(マクアケ)」を通じて出資を募ったところ、開始後2週間で資金調達額は100万円、達成率は550%を超えた。
開発したのは環境関連商品製造のエコ・アース(熊本県天草市)。最大の特徴は、観葉植物の根元に仕込まれる、納豆菌の仲間のバチルス菌による高い消臭力。ボーケン品質評価機構(旧・日本紡績検査協会)の検査で、アンモニアや硫化水素など嫌なニオイの消臭効果を確認し、約2時間でほぼ消してしまうことが証明されたという。
同社の西川一彦社長(49)は2011年、消臭効果のある鉢で土を使わずに観葉植物を育てる「エコ・ポチ」を商品化した。鉢は黒い竹炭製と白い火山灰(シラス)製の2種類で、部屋のニオイをおしゃれに消すインテリア鉢植えとして販売してきた。
ただ、トイレで使うには問題が…