難読とされる市名の読み方について全国調査をしていた大阪府枚方(ひらかた)市が調査結果を発表した。「ひらかた」と読めた人は約59%。誤読で最多だった「まいかた」の約26%を大きく上回った。統計学的には不十分な数字ながら、「正答率は半分以下」という自虐的な予想を覆す結果に、市は喜んでいる。
枚方市は昨年5~9月、全国「マイカタちゃいます、」分布図調査と銘打って、ホームページ(HP)やフェイスブックなど市の公式SNSで呼びかけ、大阪府外の46都道府県在住者に市名の読み方を尋ねる調査を実施した。
市出身者やゆかりのある府外在住者ら115人のボランティアが協力。目標の1千人を上回る回答を得た。青森県では、八戸学院大学短期大学部講師の三岳(みつたけ)貴彦さん(41)が学生ら100人から回答を集めた。6歳ごろまで、枚方市に住んでいたという。「枚方を知ってもらう、いいきっかけになればと思った」
期間中に回答がゼロだった山梨…