児童が自分で時間割をつくり、年齢や発達の程度が異なる子どもがグループで学び合う公立小学校の開設を、広島県福山市教委が目指している。目標は2022年度。近年注目されている欧州発祥の「イエナプラン教育」の理念に基づくもので、実現すれば公立校で全国初となるという。 イエナプラン教育は、ドイツの教育学者ペーター・ペーターセンが1920年代に提唱したのが始まりとされる。日本イエナプラン教育協会(東京)によると、オランダでは200校以上で採り入れられているという。 対話、遊び、仕事(学習)、催しの四つの活動をしながら学んでいくのが特徴。児童たちは習熟度や興味に合わせて、教員の提案や指導を受けながら学ぶ内容を自ら決める。そして、個別学習と協働学習を繰り返しながら、理解を深めていくという。 この協働学習が特色の一つで、… |
自ら時間割決定・異学年授業…欧州発の教育、公立小でも
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