7日は統一地方選前半戦の投開票日。選挙で有権者の投票を数え、当選者を決める大事な作業が「開票」だ。一般の人にはなじみのない開票作業を支える道具を探った。
取材に応じてくれたのは、三重県松阪市選挙管理委員会。三重県の前半戦は知事選と県議選だが、県議選松阪市選挙区は無投票で当選者が決まった。
松阪市の有権者は約13万6千人。開票では約120人の市職員を動員する。前回の知事・県議選では、計約12万7千票を2時間ほどで数え終わった。
膨大な票を早く正確に仕分けて数える戦力の一つが「投票用紙計数機」だ。試しに使わせてもらった。
数十枚のダミーの投票用紙の端…