山形県尾花沢市議会(定数16、欠員1)の議員5人が、新元号と同じ名称の会派「令和クラブ」を結成した。会長の菅野修一議員(68)は「庶民から貴族までが歌を寄せた万葉集に典拠がある元号。住民の声を広く集める政策集団の名前にふさわしい」と話している。
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新元号が発表された1日の午後に、菅野議員が市議会に届け出た。菅野議員によると、自民党籍を持つ議員同士で「統一会派をつくろう」と話がまとまり、新年度に合わせて届け出ることになっていた。事前の話し合いで、会派に加わる同僚議員から「新しい元号をぜひ名称に」と提案されていたという。
令和クラブに所属する5人は、無会派だった菅野議員のほか、保守系会派「おばねクラブ」(5人)から移った4人。(三木一哉)