自身や家族が病気になったのに、治療や介護を理由に議会を休みづらい――。議員たちのそんな悩みが、統一地方選を通じて浮かび上がっている。病気も介護も、誰もが突き当たるかもしれない悩みだ。ふつうに悩む人が議会にいられるようにするにはどうしたらいいのだろうか。両立への模索が始まっている。 「演説に泣きを」拒み戦った女性 落選の夜、初めての涙 東京都内のある区で3月、ビラが配られた。全区議の欠席日数や質問回数などをランキング形式で記した「通信簿」に、「公務怠慢ポンコツ議員」「ブラック議員は誰だ」といった言葉が添えられていた。 欠席日数が最多の10日間だったとして、通信簿の一番上に名前を記されたのは40代の女性区議。駅前で演説中に手伝っていた夫は、ビラを読んだとみられる有権者から「一番議会で休んだサボり議員だろう」と言われたという。 この女性区議が2015年11… |
がん治療で議会欠席は「ポンコツ」か 議員と両立の道は
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