佐賀県教育委員会は15日、教員採用試験に関し、小学校の音楽と水泳、中学・高校の水泳の実技を今年度から廃止すると発表した。負担を減らして受験者を増やす狙いがあり、小学校は過去30年で最多の190人程度を募集する。
県教委によると、教員の4割を占める50代の退職と、増え続ける特別支援学級への対応のため、小学校の募集を増やしている。
これまでは2次試験の受験者にピアノと水泳の実技を課していたが、試験に4日間かかるなど負担感が大きかった。点数ではなく「参考」としての実施だったことなどから、これらを廃止して受験者の増加を促したいという。試験は3日間になる予定。
このほか、高校では初めて情報…