東京・上野の国立科学博物館で開催中の「大哺乳類展2」(朝日新聞社など主催)の来場者が10万人を超え、16日、記念のセレモニーがあった。長野県松本市の看護師森勇樹さん(40)に、林良博館長から図録や展覧会ナビゲートキャラクター「チー太」のぬいぐるみなどが贈られた。
マッコウクジラの全身骨格がやってきた 大哺乳類展2
200種のはくせい「大行進」 迫力満点の大哺乳類展2
森さんは妻里美さん(43)と長男瀬凪(せな)さん(4)と訪れた。里美さんは「17日に5歳の誕生日を迎える子どものお祝い旅行で来ました。良い記念になりました」。保育園のパンダ組に通う瀬凪さんは「パンダもライオンもクマも、好きな動物がいっぱいいる」と笑顔で話した。
展覧会は「生き残り作戦」がテーマ。約200種の哺乳類の剝製(はくせい)がステージに並ぶ「大行進」や、ネズミからクジラまで大小様々な頭骨標本200点以上を一堂に集めた展示が人気を呼んでいる。
「獣(じゅう)万人」突破記念でプレゼント
17日から21日には「10(獣〈じゅう〉)万人突破記念キャンペーン」として、各日先着100人に展覧会オリジナルポストカードをプレゼントする。また同期間中に、ヒョウ柄など哺乳類をあしらったアニマルコーディネートの服装で来場した各日先着100人に会場内の特設ショップで利用できる割引券を配布する。詳しくは公式サイト(
https://mammal-2.jp/
)。
「獣(じゅう)連休」にも企画
黄金週間の27日から5月6日には「10(獣)連休キャンペーン」として、音声ガイドの利用者各日先着300人に「つけ耳」をプレゼントするほか、監修の研究者らによるスペシャルトークを予定している。
展覧会は6月16日まで、月曜休館(5月6日、6月10日は開館)。午前9時~午後5時(金・土曜は8時まで)。4月28日~5月5日は午後8時まで、5月6日は午後6時まで。一般・大学生1600円、小・中・高校生600円。問い合わせは、ハローダイヤル(03・5777・8600)。(山崎さくら)