松江市などのコンビニで16日、交付日が「令和元年4月16日」と記載された住民票の写しなど計14件が誤って交付された。松江市役所ではこの日、改元に伴うシステム改修の試験を実施しており、その日付が印字されてしまったという。
松江市の発表によると、誤って交付されたのは住民票の写しや印鑑登録証明書、所得証明書などで、松江市内で12件。島根県外でも1件あった。交付を受けた男性から「令和元年になっているが、間違いではないか」と問い合わせがあり、気づいたという。
松江市は2017年からマイナンバーカードを使って全国のコンビニから各種証明書の交付が受けられるサービスを開始。この日はシステム改修のため、コンビニでの交付システムを担当する「地方公共団体情報システム機構」(東京)に交付停止を事前に通知しておく必要があったが、忘れていたという。
市は「回収して正しい証明書を…