立憲民主党など野党4党の代表が16日、衆院沖縄3区補選(21日投開票)に立候補している無所属新顔の屋良朝博氏の陣営をそろって激励に訪れた。与野党一騎打ちの選挙区でそろって支援を訴える姿をアピールすることで、参院選での野党共闘に弾みをつけることを狙う。
同補選には、自民新顔で元沖縄北方相の島尻安伊子氏も立候補している。
沖縄市にある屋良氏の陣営に顔をそろえたのは、立憲の枝野幸男代表、国民民主党の玉木雄一郎代表、共産党の志位和夫委員長、自由党の小沢一郎代表。枝野氏は記者団に「参院選に向け、野党各党で連携を強化していく上での大きな大きなステップになる」と述べた。
屋良氏擁立を主導した自由党の小沢氏は14日から現地入りし、陣営の引き締めをはかっている。そろい踏みは、小沢氏の呼びかけに各党が応じて実現した。(河合達郎)