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平成の間によく使われた曲ランキング 1位はSMAP

日本音楽著作権協会(JASRAC)は17日、平成で最も著作権使用料の分配額が多かった楽曲は、SMAPの「世界に一つだけの花」だったと発表した。五木ひろし・木の実ナナの「居酒屋」、アニメ「エヴァンゲリオンBGM」、美空ひばりの「川の流れのように」、高橋洋子の「残酷な天使のテーゼ」が続いた。


CDの売り上げや音楽配信、コンサート、カラオケ、放送などでの楽曲の使われ具合に応じ、作曲者や作詞者らの著作権者に分配された金額を集計した。対象期間は平成元~31(1989~2019)年3月。


10年ごとに区切ると、初期(平成元~9年)は「世界中の誰よりきっと」「SAY YES」など、テレビドラマの主題歌が上位に入る一方、「乾杯」「居酒屋」など昭和のヒット曲もカラオケなどで多く歌われた。


中期(平成10~19年)には「世界に一つだけの花」「TSUNAMI」「涙そうそう」などがヒットしたほか、「ポケットモンスターBGM」「エヴァンゲリオンBGM」など映像作品での楽曲利用も増えた。


後期(平成20~29年)のヒット作は、「キセキ」「残酷な天使のテーゼ」「ハナミズキ」「ヘビーローテーション」など。動画投稿サイトでの楽曲利用が多くなり、ライブエンターテインメント市場の活況によって演奏会での利用も伸びたという。


JASRACによると、CDの売上枚数は平成10年(1998年)がピーク。その後は、DVDやブルーレイなどの映像やネット配信の利用が増えている。(上田真由美)


■ベスト100は…


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