任天堂の携帯型ゲーム機「ゲームボーイ」(GB)が平成元年(1989年)に発売されてから、21日で30年になる。1人1台を持ち、様々なソフトを場所を選ばずに遊べる手軽さから、世界中で大ヒット。さらに、その後の携帯ゲームで欠かせない遊び方の先駆けとなった。 GBは持ち運べるファミリーコンピュータという位置づけで、「スーパーマリオ」や「テトリス」といったゲームがカセットを差し替えるだけで遊べた。親の目を気にしながら居間のテレビで遊ぶのに比べ、自室や外に持ち出して使えるのも画期的だった。 さらにゲーム機どうしをケーブルでつなぎ、対戦を楽しめる機能が付いていた。当初はパズルやマージャンなど単純なゲームだったが、96年に登場した「ポケットモンスター赤・緑」で遊び方が一気に広がる。 ポケモンを捕まえて図鑑をつくるゲームで、友達とポケモンを交換しないと図鑑が完成しない。ポケモンを強くするには友達にいったん預ける必要があるなど、ケーブルを使いたくなる仕掛けが満載だった。 携帯ゲームが1人で遊ぶものから、友達、そのまた友達と一緒に楽しむものに変わるきっかけとなった。「ニンテンドーDS」など、その後の携帯ゲームへの進化のもととなった。 「つながる」遊び方は、スマートフォンのゲームやSNSが普及した今では一般的だが、当時は携帯電話がようやく普及し始めたばかり。ゲーム専門誌・週刊ファミ通の林克彦編集長は「(GBの)通信機能が遊びの幅を広げ、プレーヤー同士の交流が生まれた」と話す。 通信機能の必要性を訴えたのは… |
友達の友達を友達にしたゲームボーイ 元祖つながる遊び
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
うちにはアトムがいるじゃないか 高田馬場を救った壁画
「セーラームーン」、初の電子書籍化 10言語で配信
道は開ける!「炎の漫画家」島本和彦さん、社長業に奮闘
「宮崎駿って人はおせっかい」ジブリパークで鈴木P会見
仮想キャラと婚姻届、初音ミクと挙式 非リアルなリア充
モンキー・パンチさん、異風なペンネームに込めた狙い
ルパンの非対称な顔、テレビアニメの作り手の心を盗んだ
スヌーピーミュージアム展が開幕 ファンが早朝から並ぶ
あったよね「クソゲー」 余白も楽しいファミコンゲーム
ひつじのショーンの牧場再現、世界初の施設 滋賀に誕生
ジェンダーに切り込む漫画、女性の言葉で 鳥飼茜さん
恋と仕事なくても生きられる 女性向け漫画が描く多様性
まるでキャプテン翼・スラムダンク カバディ熱、急上昇
手塚治虫と若き事件記者たち 「トキワ荘」天井板の物語
ジブリパーク準備に9.6億円 愛知県が工事着手へ
海街diaryなど11作品決まる 手塚マンガ大賞候補
妖精ちぃたん☆の放送見合わせ テレ東、酷似問題を考慮
海賊版が「育てた」漫画文化 法改正に竹宮恵子さん懸念
コスプレイヤーが鍾乳洞に 「普段はできない、感動」
海賊版DLの違法化、漫画家も反対「ちょっと行き過ぎ」
NARUTO作者が新連載の原作 「ジャンプ」で来春
サザエさんの初回をデジタル化 カツオの声は大山のぶ代
ニュースのツボをアニメに 多摩美大と朝日新聞がコラボ
あなただけの「メーテル」いかが 松本零士さん直筆です
鳥山明さんを独占取材、図書館だよりが話題 愛知・清須










