議員のなり手不足から廃止を一時検討した高知県大川村議会。今回、定数6に対して現職4人と新顔3人の男性計7人が立候補して8年ぶりに選挙戦となり、20~30代の2人を含む新顔全員が当選を決めた。
人口約400人の村は2年前、議会の代わりに有権者が直接村政に参加する「町村総会」の設置を議論した。以降、人材確保に悩む地方の象徴として全国的に注目され、若い世代の政治的関心も高まり、若手2人の立候補につながった。
3月には議員が兼業できる要件…
400人の村、8年ぶり選挙戦 過去には議会廃止検討も