米アップルが30日発表した今年1~3月期の決算で、看板商品のiPhoneの売上高が昨年同期比17%減の310億5100万ドル(約3兆4600億円)に落ち込んだ。昨年10~12月期に同15%減だったのに続き、2期連続で大きく減少した。ただ、アップルは3月終わりから、中国などでの売り上げが改善していると強調している。
1~3月期決算は、iPhoneの販売落ち込みが響き、売上高は同5%減の580億1500万ドル、純利益は同16%減の115億6100万ドルで、2四半期連続で減収減益となった。
地域別に見ると、売り上げの落ち込みが大きかったのは中華圏で、前年比22%減の102億1800万ドルだった。
ただ、同社のティム・クック最…