プロのゲーマーが腕前を競う「eスポーツ」の人気を追い風に、ゲーム大手コナミホールディングス(HD)は、2019年3月期決算で営業利益、純利益ともに過去最高を更新した。
家庭用ゲームソフトに加え、利益率の高いスマートフォン向けゲームも売れ行き好調だ。野球ゲーム「実況パワフルプロ野球」や、サッカーゲーム「ウイニングイレブン」の腕前を競うeスポーツの大会が開かれ、好評なのも一因という。
eスポーツの大会を開いたりグッズを販売したりする拠点を東京・銀座で年内に開く予定。東尾公彦副社長は「日本のeスポーツ市場は伸びている。コナミコンテンツを広げて、さらなる商品開発に生かしていく」と意気込む。