|
[PR] マツダは24日、主力の小型車「アクセラ」の後継モデル「マツダ3」を発売した。斬新なデザインと新開発の低燃費エンジンを組み合わせた「新世代商品」の第一弾で、今後、同じコンセプトの新車を順次投入していく。マツダ3の売れ行きは、会社の成長を占う試金石となりそうだ。 デザイン、燃費を重視 前身のアクセラは2003年に発売。海外では「マツダ3」の名前で売っており、累計販売が600万台を超す看板車種だ。今回、13年以来となるフルモデルチェンジを行ったのを機に、日本での車名も統一することにした。 ハッチバックとセダンの2タイプ。デザインはアクセラよりも車体の線や凹凸を減らし、なめらかにした。エンジンは、従来のものに改良を加え、燃費を向上させた。最上位モデルには新エンジン「スカイアクティブX」を搭載した。モーターで加速を助けるマイルドハイブリッド技術を使い、従来のガソリン車より燃費が最大3割改善したという。 ドライバーの表情や視線の動きから居眠りや脇見を検知し、危険を伝える機能を新たに設定するなど、安全機能も高めた。車載通信機を搭載(1・5リットルを除く)し、事故などの緊急時にオペレーターが救急・警察を手配するといった機能も備えた。 マツダはこれまで海外と国内で車名を分けていたが、今後は順次統一することを検討する。 24日に排気量1・5リットルのガソリン車(税込み218万1千円から)と1・8リットルのディーゼル車(274万円から)から発売を始め、排気量2リットルのガソリン車(247万円から)も予約受注を始めた。最上位モデル(314万円から)は、10月発売の予定。 「すべての質感を磨き上げ、お客さんに走る喜びを感じてもらう」。丸本明社長は24日、東京都内であった発表会で力を込めた。(近藤郷平) 「社運がかかっている」 マツダによると、アクセラは初めてのマツダ車として選ばれることが多く、新規顧客との接点になっていた。後継のマツダ3について、開発主査の別府耕太氏は「これからのマツダをつくっていく幕開けのモデル」と力を込める。 同社は08年のリーマン・ショック後、販売台数の落ち込みや円高などで深刻な危機に陥った。他の大手と比べて会社の規模が小さく「資金も限られる」(幹部)ため、車種ごとにバラバラだった開発を低燃費エンジンや統一的なデザインに絞り込んで経営を安定させてきた。 新世代商品の第一弾として期待がかかるマツダ3。開発者2人に戦略やこだわりを聞きました。 販売台数は12年度の約124… |
新生マツダ「3」で幕開け アクセラ後継、新客獲得狙う
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
スマホでファストパス、23日から導入 ランドもシーも
文字浮き上がる「印影」 シヤチハタが新しいネーム印
新事業創出へ 起業の拠点施設、名古屋・栄にオープン
トヨタ、米新工場の生産車種を変更 カローラ→SUVに
「これなあに?」に答えるAI搭載の玩具 パナが開発
タント、高齢者向けに工夫 ダイハツが6年ぶり全面改良
ホンダ「N―WGN」発売延期 部品不足で生産遅れ
脱24時間、店に「口外禁止」 なぜ?セブン社長に聞く
「7」の看板の灯、落としたセブン店主 でも仮眠は店内
ユニゾがHISのTOBに反発 「一方的」
VWビートル、生産80年に幕 愛された「カブトムシ」
スズキのジムニー、2.1万台リコール 燃料漏れる恐れ
日立のコードレス掃除機を回収 充電中に発火の恐れ
セブンペイ問題、古屋会長は沈黙 子会社社長は謝罪
トヨタとデンソー、車載半導体の研究開発で新会社設立へ
ハウステンボス「値下げ」へ 7千円で楽しめる施設拡大
勢い鈍る格安スマホ 大手との価格差も縮小
福岡中心部にリッツ・カールトン開業へ 23年3月予定
「甘さ」が招いた原発停止 一蹴された電力の「お願い」
シャープが関西の2事業所を閉鎖 拠点集約で効率化図る
ホンダ「N-BOX」が首位 19年上半期の新車販売
ベンツ初の電気自動車はSUV 航続距離400キロ
中央郵便局跡地の開発再始動 39階建て、ホテルや劇場
セブンペイ、踏み切らない利用停止 社長「利便性ある」
トヨタが狙う建設的破壊 「父の事業に大なた」衝撃走る










