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「旗振り役」は名誉か動員か トランプ氏迎えた児童たち

トランプ米大統領の訪日中にあった皇居・宮殿での歓迎行事では、大人に交じって小学生も日の丸を振って出迎えた。代替わり後、初めての国賓。旗を振っていたのはどんな子どもたちなのか。


滞在3日目の27日午前、皇居・宮殿東庭(とうてい)で開かれた歓迎行事。天皇、皇后両陛下に迎えられ、トランプ氏が赤じゅうたんの上をゆっくりと進む。そばには、黄色の帽子をかぶった約70人の子どもたちが整列。日米両国の国旗を振り、トランプ氏を歓迎した。


子どもたちは、皇居から約2キロ離れた東京都千代田区立番町(ばんちょう)小学校の6年生。同校の浅岡寿郎校長によると、総合学習の授業として教員が引率しており、参加の希望は聞いていない。当時の都心の気温は29・5度。待機時間も含めて30分ほどで終了したが、暑さでしゃがみこむ児童もいて、列の後ろで水を飲ませたという。


■「国際交流の経験」「不参加も…


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