米米CLUBのボーカルとして数々のヒット曲を世に送り出すだけではなく、コンサートやイベントなどの総合演出も手がけるアーティスト石井竜也さん。石井さんに音楽や観客と甲子園の関係について聞くと、今もアルプススタンドに響き渡る名曲「浪漫飛行」の意外なエピソードも飛び出した。
米米CLUBの「浪漫飛行」は、今も応援歌として球児の背中を押し続ける。
「浪漫飛行は友情の曲。失敗したとき、『あいつと話したいな』と、心の救命胴衣のような存在の友を思う歌です。野球で言えば、チームメート。それと重なって共感されたのかな」
あの不朽の名曲には、今ではあまり知られていない事実がある。
「浪漫飛行は二つのバージョン…