三菱UFJ銀行と三井住友銀行が9月22日から、現金自動出入機(ATM)を共通化し、両行の預金者がどちらのATMでも無料で引き出せるようにする。メガバンクがATMを相互開放するのは初めて。今は他行のATMで平日の日中に現金を引き出すと108円の手数料がかかる。
対象は、駅前や商業施設などに設置されている約2800カ所。店舗にあるATMは今回含まないが、将来的には無料にしていく考え。
インターネットバンキングの普及でATM利用が減って、管理・維持コストが重荷になっており、一連の取り組みで経費を年数十億円削減する方針だ。