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豪雨に衝撃、市職員が消防士に転身「最前線で人の役に」

日田玖珠(くす)広域消防組合日田消防署(大分県日田市)の柴田和明さん(41)は、2017年7月の九州北部豪雨を機に、日田市職員から消防士に転じた。大災害を目の当たりにし、より現場に近い職場への転身を決めた。消防士として初めて大雨のシーズンを迎え、気を引き締めている。


九州北部豪雨では、日田市でも3人が犠牲になり、大規模な土砂崩れが起きるなど大きな被害が出た。市中心部を流れる花月川に架かるJR久大線の橋梁(きょうりょう)は、豪雨で流された。


柴田さんは当時、市林業振興課職員。あの日は市庁舎で待機していた。流失した橋梁の画像をSNSで見て「本当のことなのか」と、すぐには信じられないほど衝撃的だった。


自身は被災を免れた。豪雨が収…


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