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「女は公務員と結婚すれば…」 母の体験、私を動かした

女性議員の少なさに疑問を持った鹿児島の女子高校生は男女格差を研究し、後輩にも伝える取り組みをしてきた。きっかけとなったのは、母親が体験した女性の社会進出を阻む「壁」だった。候補者男女均等法の施行後初めての参院選。21日の投開票を控え、政治への参加意識を持つ教育の大切さを改めて感じている。


「安倍政権支持」の空気


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【2019参院選・特設ページ】


鹿児島県立甲南高の3年生、出石琴美さん(17)が1年間向き合ったのは「なぜ、鹿児島には女性県議が4人だけなのか」という疑問だった。4月の改選前の鹿児島県議会は定数51のうち女性が4人。全国平均の10%(内閣府調べ、昨年12月時点)を下回っていた。


■「家事さえできれば…


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