習近平国家主席は1日夜、ポーランドのドゥダ大統領と電話会談した。新華社が伝えた。
習主席は、「ポーランドは中東欧地域の大国、EUの重要な加盟国であり、中国にとっては欧州の包括的な戦略的パートナーでもある」と指摘。
さらに、「中国は引き続きポーランドと共同対策や感染防止・抑制の経験について交流すると同時に、人的往来を着実かつ秩序よく再開していきたい。中国はポーランドのニーズに基づき、できる限りポーランドにワクチンを提供したい。中国は中国ー中東欧諸国協力の枠組みで制度を設けることで、ポーランドの良質な農業食品産品の輸入増加を後押しする。中国とEUの投資協定交渉妥結は、中国とポーランドの協力にさらに大きな余地を切り開くだろう」と強調した。
ドゥダ大統領は、「先般、習主席が中東欧諸国ー中国首脳サミットを開催し、議長を務めたことは、中東欧諸国と中国との協力の促進、中東欧諸国のポストコロナの経済回復実現への助力にとって非常に重要だ。ポーランドは中国が新型コロナウイルスワクチンを国際公共財とすべく尽力すると約束したこと、また、中東欧諸国とワクチン協力を実施する意向を表明したことを高く評価する。ポーランドは中国と共にパンデミックとの闘いにおける協力を強化していきたい。双方が引き続き各分野の人的往来と協力を継続し、二国間貿易の均衡ある成長を促進することを希望する」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年3月2日