「高速列車復興号の座席のランプ」というハッシュタグが付いた投稿の検索が最近、「微博(ウェイボー)」で急増している。では、この赤、緑、黄の「信号」のようなランプは何を意味しているのだろうか?
ネットユーザーたちは、「シートベルト着用の有無」や「照明代わり」、「赤で停止、緑で発車」、「充電が100%になったら緑」などユーモラスなコメントが寄せられている。しかし、実は、復興号の車両の荷物棚の下にあるこのランプは、座席別に光るようになっている。
ランプの色は座席の使用状況によって変化するのだ。
●赤
この座席には旅客がいる(発券済み)
●緑
この座席には旅客はいない。また次の駅に到着しても座る人無し(売れ残り)
●黄色
この座席には現時点では旅客はいない。ただ次の駅に到着すれば座る人がいる(販売済み)
中国鉄道科学研究院集団有限公司が技術サポートを提供するランプ点灯システムのおかげで、乗務員は旅客の座席手配を効率的に管理することができるほか、検札もしやすくなる。同システムは2017年6月に導入され、今では復興号の「標準装備」となっており、復興号の列車のスマート化の一部ともなっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年3月17日