ドジャース 大谷翔平 5試合連続ヒット チームも勝利——贯通日本资讯频道
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ドジャース 大谷翔平 5試合連続ヒット チームも勝利

大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手がカーディナルス戦で5試合連続ヒットとなるツーベースを打ち、チームは勝って連敗を「2」で止めました。

ドジャースは8日、相手の本拠地セントルイスでカーディナルスとの3連戦の最終戦に臨み、大谷選手は1番・指名打者で先発出場しました。

大谷選手は1回、プレーボール直後の初球を捉えセンターオーバーの痛烈な当たりでツーベースとし連続試合ヒットを「5」に伸ばしました。

ドジャースは2回、3点をリードした直後、なおも1アウト三塁とチャンスが続く場面で大谷選手に第2打席がまわりましたが、ここは、ファーストゴロに倒れ追加点は奪えませんでした。

4対0にリードが広がった4回も2アウト二塁の場面で第3打席に立ち、追い込まれてから高めの力強い速球に詰まってレフトフライに倒れました。

7回の第4打席は初球を打ってショートゴロ、続く8回は7対3とリードを広げた直後、2アウト一塁二塁の場面で第5打席に入り、4球目のボールが大谷選手の左足首に当たってデッドボールとなりました。

大谷選手はこれが今シーズン初めてのデッドボールで、声をあげて苦痛にゆがむ表情を見せましたがすぐに一塁へと向かい、そのまま出場を続けました。

大谷選手はこの試合4打数1安打、デッドボールが1つで打率は2割9分3厘となっています。

ドジャースはそのまま7対3で勝って連敗を「2」で止めましたがカーディナルスとの3連戦は1勝2敗と負け越しました。

また、この試合では今シーズンけがから復帰したカーショー投手が5回を投げて1失点、7つの三振を奪う力投を見せて去年8月以来の勝ち星で復帰後、初勝利をあげました。

カーショー投手は大リーグ通算213勝目で、左腕では現役最多となっています。

ナショナルリーグ西部地区で首位のドジャースは9日からサンディエゴに移動し、1ゲーム差の2位パドレスと今シーズン初めて対戦します。

足の状態考慮で投手練習は1日延期

大谷選手は9日にはパドレスの本拠地、サンディエゴで右ひじの手術後3回目となる実戦形式の投球練習に臨む予定となっていましたが、デッドボールや自打球を受けた足の状態を考慮し、大事を取って10日に延期することになりました。

大谷選手はこの試合の第5打席で左足首のあたりにデッドボールを受けましたが、前日の試合でも自打球のファウルボールが右足のつま先に当たって痛そうな表情を見せていて、2日続けてのアクシデントとなりました。

ロバーツ監督は試合後、大谷選手について当初は9日に予定していた実戦形式の投球練習を10日に延期すると明かし、「足の状態を考慮したのと、きょうはこれからサンディエゴへの移動もあるので、彼に1日余裕を与えたかった。足は大丈夫だ」と説明し、大事を取っての対応だとしました。

大谷選手は試合後のクラブハウスでいずれの足にもテーピングなどを巻いてる様子はなく、バッターとしては9日も試合に出場する予定です。

カーショー投手 今季初勝利「このまま調子を上げていきたい」

ドジャース一筋18年目でこれまでに3度のサイ・ヤング賞に輝いている37歳のベテラン、カーショー投手は、今シーズン5試合目での初勝利に「少しずつ進歩を感じている」とほっとした表情を見せました。

2023年、13勝をあげたカーショー投手は、その年のオフに左肩を手術すると、昨シーズンはけがに苦しみ、わずか7試合の登板で2勝に終わりました。

シーズン終了後に今度は左ひざなどの手術を受け、復活を期す今シーズンは5月17日に初登板を果たしましたが、球速の低下に加えて持ち前のコントロールも安定せず、前の試合までで防御率5.17と苦しんでいました。

この試合もストレートの平均球速は144キロでしたが、キレのあるスライダーと大きく曲がるカーブを駆使して要所を締めるピッチングを見せ、5回1失点の内容で今シーズン初勝利をあげました。

カーショー投手は「全体的にコントロールがよくなってきているのがいちばんの収穫だ。もちろん驚くようなボールではないが、少しずつ勢いも出てきていて、空振りが取れているのはいい傾向だと思う。このまま調子を上げていきたい」とピッチングの内容に手応えを感じていました。

ドジャースは先発陣を中心に投手15人がけが人リストに入るなど苦しい状況なだけに、実績あるベテランが安定して力を発揮できればチームを救う存在となりそうです。

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